英語の学習モデルを考える(7)個別指導&家庭教師

今回考えるのは個別指導と家庭教師です。

一般的には学校や受験に合わせて指導するので
次の分野が中心です。

○語彙
○文法
○リーディング
○リスニング
○ライティング

自分のレベルに合わせて進めることができ
わからないところを質問しやすいのが特徴です。

困っている部分に対して
直接アドバイスをもらえるというのは
学習をする上で非常に大きな利点です。

柔軟に対応しやすくて万能に見える学習モデルですが
これも注意すべき点はあります。

△講師の能力、および講師との相性に大きく左右される

△自分のペースで進められる=強制力が働きづらい

どこまで教えられるかは講師の能力や経験次第ですし
講師との距離が近いので相性も重要です。

基礎はともかく発展的な内容を
教えられる講師は限られるでしょう。

また、自分のペースで進められるというのは
良い面もあり、悪い面もあります。

理解度は深めやすいものの
強制力が働かないため
成長のペースがゆるやかになる可能性があります。

もちろん良い講師に出会えて
主体的に取り組めば
努力に比例して成長できるので
個別指導=成長が遅いということではありません。

だから個別指導でアドバイスを受けつつ
自主的に学習に取り組む、という形だと
個別指導を最も有効に使えますね。


[向いている人]

○自分のレベルに合わせて自分のペースで学習を進めたい

○講師と話をしやすい環境で学習したい

○講義を聞くよりアドバイスをもらって自分で学ぶ力をつけたい


[向いていない人]

△講義を受けて強制的に課題を出される形のほうが取り組みやすい

△自分に合った講師がいない


つづく