英語の学習モデルを考える(18)英会話のポイント②

多読多聴のレベルが十分に上がれば
それだけである程度のコミュニケーションは可能になると思いますが
さらに話す練習を積みたいという場合は
オンライン英会話や英会話スクールが良いでしょう。

週に1回、マンツーマンで
英会話の授業を受けると
コミュニケーションの向上や
学習の仕上げとしての効果が期待できます。

ただしその練習量では基礎や多読多聴のような
能力の底上げは期待できないので
やはり基礎と多読多聴がすでにできているか
同時並行で進めることが必要です。


英語圏へ留学する場合は
毎日何時間も英語を使い続けることになるので
それによって全体的に伸ばすことができます。

その場合でも日本で多読多聴のレベルを上げてから
留学するほうが現地での苦労は減るし
新しいことを学ぶために時間とエネルギーを使えます。


学校の英語の成績は良かったのに
英会話は苦手な人が多い理由は
理論的に理解できていても
実際に使う練習をしていないことです。


まずは基礎(文法/語彙)を学ぶ。

それからやさしい本の多読多聴を通して
少しずつレベルを上げながら
洋書/映画/海外ドラマ/洋楽などで使う練習をする。

ここまで来れば英会話の準備は整っています。


というわけで

基礎 → 多読多聴 → 英会話

というステップで学習を進めるのが効果的だと考えます。

英語上達の道