WPM(分速単語数)とは

英語力を示す指標はいくつかありますがそのうつのひとつ、WPMを紹介します。

WPM = Words Per Minute (分速単語数)

簡単に言えば1分間にどのくらいの単語を理解できるかを示すのがWPMです。

例えば、500語の英文を読むのに5分かかる場合、100wpmになります。

一般的なWPMの比較は次の通りです。

wpmの比較150wpmが実用段階のめやす

 

日本の学校英語は英文法や精読が中心で、読む速さを上げる訓練やリスニングの訓練が少ないです。

そのため日本人は英語のWPMが低めです。(日本語と英語の言語的な距離の遠さも関係します)

よくある例として、文法はできるのに英語読書や英会話は苦手という方がいます。

この場合、理論的な理解はできている一方で、WPMは低い可能性が高いです。

WPMが実用段階の150wpm以上になれば自然な速さで英語読書や英会話ができるようになります。

150wpmは英語ネイティブの小学3年生くらいです。

ネイティブ成人と同レベルの300wpmは難しくても150wpmは訓練すればそう遠くはない目標です。(感じ方には個人差があります)

というわけで次回はWPMの伸ばし方について解説します。