英語の学習モデルを考える(1)
英語教材は20年前と比べると大きく進歩し、
それに合わせて学習方法も発展しています。
今では様々な教材と学習方法が利用可能ですが
実際に何を使ってどのように学習を進めれば良いか、
その大事なところはまだあまり知られていないように感じます。
そこで英語の学習モデルについて考えてみましょう。
もちろん1つの正解があるわけではなく
年齢や性格や目的などによっても左右されるので
あくまで1つの参考例として見て頂ければと思います。
まず英語学習の個々の要素は
おおむね次のように分類できます。
[土台となる基礎学習]
○語彙
○文法
[4技能]
○リーディング(音読/精読/多読)
○リスニング(精聴/多聴)
○ライティング
○スピーキング
実際にはこれらを組み合わせて学習を進めます。
例1)学校 → 文法+精読
例2)英会話スクール → リスニング&スピーキング
スクール系でいえば受験特化型、多読多聴型、4技能型、
また学習サポートに特化した英語コーチングというのもあります。
他には通信教育や映像授業、アプリ学習などもあります。
それほど苦労せずに上達する人もいれば
色々やってもなかなか上達しない人もいて
理由はそれぞれ異なるでしょう。
個人的な意見としては
「計画」と「継続」が鍵になると思っています。
やみくもに学習を進めても効率が悪いし
瞬間的に頑張るだけでは大きな成果は出しづらいからです。
既存の様々なモデルを比較しながら
英語上達の道について少しずつ考えていきます。
つづく